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医師・研修医の方へ

医局員・大学院生・研修医を募集しています。

広島大学大学院麻酔蘇生学では仲間を募集しています。

現在、スタッフ・大学院生を中心に臨床・教育・研究に一丸となって取り組んでいます。麻酔科専門医、サブスペシャリティ専門医、医学博士の取得などを積極的に支援しています。出身大学、研修先、現勤務地にこだわることなく、興味があればご連絡ください。

広島市は人口100万人を超える中四国最大の都市であり、国際的にも知名度の高い平和都市です。

また、広島県は「安芸の宮島」と「原爆ドーム」の2つの世界遺産があり、広島大学病院は広島カープのMAZDAスタジアムが近くにあります。この恵まれた環境で一緒に活動してみませんか。

広島大学麻酔科専門研修プログラム

患者に安全で安心な質の高い麻酔を提供できる 麻酔科専門医を育てます。

「広島大学麻酔科専門研修プログラム」では、広島大学病院を中心に広島県内の各関連病院の特徴を生かした研修を通して、麻酔管理全般と救急・集中治療、ペインクリニック、緩和医療など麻酔専門医として必要な知識・技術を全て網羅できるプログラムとなっています。

また、大学病院だけでなく、様々な状況に対応できる能力を養うため、研修連携施設での研修も行います。

先輩メッセージ

豊田 有加里
2013年入局

「見学に来てみませんか?」

大学医局と聞くと、堅苦しくて大きな組織というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。私も入局前はそう思っていました。しかし10年以上所属した今感じているのは、様々な環境で働く仲間が支え合いながら成長できる温かいコミュニティだということです。

入局当初は大学病院で同期と共に基礎を学び、その後は県内の関連病院で、それぞれの特色を生かした多様な経験を積むことができます。異なる医療環境の中で、経験豊富な指導医のもと、自然とスキルアップできる環境が整っています。またライフステージやキャリアステージに応じた働き方も可能です。さらに臨床だけでなく、学会発表や研究といった学術的な成長の機会もサポートいただき、大学院で専門性を深めることもできます。

また勤務先や働き方が変わっても、同期や先輩後輩とのつながりは続き、近況報告をし合ったり学会で再会したりと、互いに励まし合える存在は大きな支えとなります。仕事やプライベートで困ったときには相談できる環境があることも心強いポイントです。

臨床、研究、教育の3本柱を重視する大学医局ですが、その一方で和やかでアットホームな雰囲気もあり、教授や准教授を交え医局員同士が和気藹々と話している姿に、見学にいらした方からは驚かれることも多いです。

少しでも興味をお持ちの方は、ぜひお気軽に見学にお越しください。

楢崎 壮志
2016年入局

「心強いチーム」

麻酔科医というと、基本的に単独で仕事しているイメージがあります。そういった働き方に不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、自立して仕事する性質上、他人任せの無責任な人はいませんし、若いうちから裁量権を与えられるため、大きなやりがいを感じられます。

それに麻酔科は意外と助け合いの科です。入局してからというもの、先輩後輩問わず、麻酔の相談を持ち掛けて、嫌な顔をされた経験は一度もありません。不安な症例、手技があっても、事前に相談すれば必ず誰かが応えてくれますし、何ならそういったシグナルをだしていれば、面倒見のいい同僚が当日様子を見に来てくれます。

責任者を任されるようになって分かったのは、手術室全体の安全を守るのが麻酔科の仕事であり、同僚の不安は自分の不安でもある、ということです。それにいざ緊急コールをかけると、どこにそんなにいた!?というほどの麻酔科医が駆け付け、たちまちオペ室をジャックしてしまいます。

一見孤独な麻酔科医の後ろには、心強いチームがいます。

池田 豪
2019年入局

「研究やろうぜ!!!」

私は2017年に広島大学を卒業後、中国労災病院で初期研修を行いました。当初は外科を志望していましたが、麻酔科研修を行う中で麻酔科の魅力に惹かれ、麻酔科に入局しました。

麻酔科入局後は広島大学病院→尾道総合病院→県立広島病院で勤務をし、大学院生として広島大学病院に戻ってきました。2024年現在、大学院生として研究をしながら広島大学病院や外勤先での麻酔管理を行っています。中国労災病院では麻酔の楽しさを、広島大学病院では何もできない自分に麻酔の基礎から教えていただき、尾道総合病院ではペインクリニック、県立広島病院では小児麻酔など、これまで様々なことを経験させてもらいました。

広島大学は関連病院もそれぞれがいろいろな特色を持っています。最初は麻酔をかけるだけで精一杯でしたが、少し余裕が出てくると普段診療を行う中で解決してみたい疑問も生まれてきました。そのような疑問を解決するための手段を身につけたいと思い、大学院に入学しました。

大学院では悪性高熱症の研究をしています。何もわからない状態からのスタートでしたが、良き先輩や指導者に恵まれ自分ひとりでもいろいろなことができるようになりました。医局からの時間や金銭面でのサポートも手厚いので無理なく研究を続けることができます。また、リサーチカンファレンスを定期的に開催しています。他のチームの先生方から異なる視点でアドバイスをいただくこともあります。他のチームの研究内容を知ることもできてとても面白いです。

ぜひ大学院の見学にも来てください。きっとやりたい研究が見つかるはずです。一緒に研究しましょう!

太田 有紀
2020年入局

「学びと成長の日々」

広島大学の麻酔科は幅広い症例を経験できることや、優しい指導医の先生が多いことが魅力だと思います。また、女性医師が多いので女性が働きやすい環境が整っていることも良いところです。さらに、手術麻酔だけでなく、術後の集中治療やペインクリニック・緩和ケアなど、個々の希望に合わせて様々な経験ができます。

私は入局後、大学病院と市立三次中央病院で後期研修を行い、大学院に進学しました。現在は手術の麻酔をしながら、研究日には研究や実験をしています。臨床と研究をバランスよくでき、充実した日々を送っています。大学病院では市中病院で経験してこなかった症例や手技もあり、とても勉強になります。

  私はふるさと枠医師で、卒後9年間のうち4年間は中山間地域の病院、残りの5年間は県の公的医療機関で勤務しなければなりません。麻酔科は、ふるさと枠でも中山間地域の病院で麻酔科医として働くことができるので、スムーズに専門医を取得できます。中山間地域で勤務する時期も相談にのってもらえますし、私のように大学院に進学することも可能です。

麻酔科に少しでも興味がありましたらぜひお越しください。ぜひ一緒に働きましょう。

神谷 諭史
2013年入局

「なぜ“広島大学”の“麻酔科医”なのか?」

広島でなくとも、麻酔科医の需要は日本全国でたくさんあります。医局に入るデメリットも色々考えた事があることでしょう。ではなぜ、広島大学?当然に医局として歴史がありますから、臨床・研究問わず優れた研修・教育の実績が多くあります。ただ、これはどこの医局でも一様ですよね。

私の思う広島大学麻酔蘇生学教室の良さは
『ちょうど良い』です。色々な意味があります。

◦医局員の数・・・ちょうど良い♪
 少なすぎると一人頭の仕事が膨大になりますし、多すぎると研修の機会が制限されるかもしれません。この点、広島大学はちょうど良いバランスです。

◦関連病院の数・・・ちょうど良い♪
 入局をためらう理由の一つに、“望まない人事異動”があるかと思います。巨大な医局では複数の都道府県に関連病院を持ちますが、広島大学は県内を中心に広すぎず狭すぎず、ちょうど良い範囲内です。

◦仕事の量・・・ちょうど良い♪
子育て中のママ女医も時短・常勤・大学院生に在籍し、50歳超えてもバリバリ当直をこなすイケメン(?)もいます。本人の在り様に合わせて、多様な働き方が出来ます。

先代麻酔科教授である河本昌志先生はその講義の中で「医の原点は“生命”を救うことであり、我々麻酔科医は最も人の命に近い場所で仕事をする医師でもある」と話されました。これに感銘を受け当時大学3年生だった私は既に麻酔科医になることを決めましたが、はたして、この選択は大成功だったと確信しています。麻酔科医は周術期管理のみならず、必然的に救急・集中治療の知識や技能も身に着けることになります。目の前で人が倒れ、今にも消えようとしている命を、医師として20, 30年後のあなたは、救うことが出来ますか?

三好 寛ニ
2008年入局

「皆さんの挑戦を支援します」

現代はインターネットで膨大な情報にアクセスできる時代ですが、患者さんの命を預かる現場では、知識だけでは十分ではなく「行動力」が求められます。特に麻酔中は、瞬時の判断と行動が必要な場面が多くあります。緊急事態では、手術室全体が緊迫した空気に包まれることがありますが、そんな中でも冷静に状況を見極め、コントロールする力が麻酔科医には要求されます。この責任は大きいですが、その分、大きなやりがいを感じられる仕事です。

このようなスキルは一朝一夕には体得できず、日々の業務から培われます。麻酔科医は日常業務として術中対応のほか術前・術後の管理、他職種との連携など、現場での一つひとつの経験が判断力やスキルを磨く貴重な機会があります。これらのステップを一つ一つ積み重ねることで、いつか緊迫した場面も乗り越えられるようになります。失敗を恐れず、さまざまなことに挑戦していくことで、確実に成長できると信じています。

新しいことに挑戦する医局員を支える体制が医局にはあります。若手の育成を重視し、皆さんが安心して挑戦を続けられるよう、全力で支援します。

池田 豪
2019年入局

「研究やろうぜ!!!」

私は2017年に広島大学を卒業後、中国労災病院で初期研修を行いました。当初は外科を志望していましたが、麻酔科研修を行う中で麻酔科の魅力に惹かれ、麻酔科に入局しました。

麻酔科入局後は広島大学病院→尾道総合病院→県立広島病院で勤務をし、大学院生として広島大学病院に戻ってきました。2024年現在、大学院生として研究をしながら広島大学病院や外勤先での麻酔管理を行っています。中国労災病院では麻酔の楽しさを、広島大学病院では何もできない自分に麻酔の基礎から教えていただき、尾道総合病院ではペインクリニック、県立広島病院では小児麻酔など、これまで様々なことを経験させてもらいました。

広島大学は関連病院もそれぞれがいろいろな特色を持っています。最初は麻酔をかけるだけで精一杯でしたが、少し余裕が出てくると普段診療を行う中で解決してみたい疑問も生まれてきました。そのような疑問を解決するための手段を身につけたいと思い、大学院に入学しました。

大学院では悪性高熱症の研究をしています。何もわからない状態からのスタートでしたが、良き先輩や指導者に恵まれ自分ひとりでもいろいろなことができるようになりました。医局からの時間や金銭面でのサポートも手厚いので無理なく研究を続けることができます。また、リサーチカンファレンスを定期的に開催しています。他のチームの先生方から異なる視点でアドバイスをいただくこともあります。他のチームの研究内容を知ることもできてとても面白いです。

ぜひ大学院の見学にも来てください。きっとやりたい研究が見つかるはずです。一緒に研究しましょう!

広島大学麻酔蘇生学 関連病院

病院名 2023年度 麻酔科管理症例数・
研修(認定)施設
病院名 2023年度 麻酔科管理症例数・
研修(認定)施設
 広島大学病院 5,589症例 麻酔科・集中治療科・心臓血管麻酔・ペインクリニック  県立広島病院 4,936症例 麻酔科・心臓血管麻酔・ペインクリニック
 広島市立安佐市民病院 4,550症例 麻酔科・集中治療科  広島赤十字・原爆病院 3,060症例 麻酔科・ペインクリニック
 土谷総合病院 1,273症例 麻酔科・心臓血管麻酔  呉医療センター 3,637症例 麻酔科・心臓血管麻酔
 中国労災病院 2,493症例 麻酔科・ペインクリニック  東広島医療センター 2,420症例 麻酔科
 JA尾道総合病院 3,196症例 麻酔科・ペインクリニック  JA広島総合病院 3,969症例 麻酔科・心臓血管麻酔・ペインクリニック
 市立三次中央病院 1,560症例 麻酔科  マツダ病院 1,722症例 麻酔科
 JR広島病院 1,396症例 麻酔科  広島市立舟入病院 454症例
 中電病院 1,008症例 麻酔科  JA吉田総合病院 721症例 麻酔科
 広島県立総合
リハビリテーションセンター
696症例 麻酔科  広島西医療センター
 シムラ病院 1,331症例 麻酔科  広島ハートセンター