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患者さんへ

手術室・麻酔

広島大学病院手術室は2013年に新外来診療棟が開院した際、その4階フロアに新設されました。手術室は18室(MRI手術室1室、バイオクリーンルーム3室を含む)さらに隣接する放射線部門にハイブリッド手術室(血管造影撮影装置、CT撮影装置を設備)1室を有しています。

年間の手術件数は約8000件です。一般手術に加え胃、大腸、肝臓、食道、肺、腎臓、子宮、卵巣などの内視鏡手術に対応しています。手術用ロボットda Vinciは2台所有しており前立腺摘出手術などのロボット支援内視鏡手術に使用しています。

また、肝移植、腎移植、膵臓移植等の臓器移植手術、大動脈瘤に対し経皮的ステント内挿手術、経皮的大動脈弁置換術、術中MRI撮影を用いた脳腫瘍摘出術など高度な手術・麻酔を数多く行っています。

各手術室は最新の医療機器、患者監視モニターを備えており麻酔器も医療情報、手術画像等とリンクされワークステーション化されて全ての術中情報はサーバーに自動記録されます。

外科系医師、麻酔科医師、手術室看護師、そのほかの医療系スタッフが良好な連携をとり1日平均30〜40人の手術・麻酔を行っています。良質な医療を提供するためにISO9001の認証を受おり、安心で安全な周術期管理を目指しスッタフ一同日々頑張っています。

麻酔を受けられる皆様へPDFファイルをご覧になるにはAdobe Readerが必要です。
患者さんを対象とした様々な臨床研究を行っています。
これらの研究への参加を希望されない場合は、お申し出ください。参加を拒否することで皆様に診療・治療の面で不利益が生じることはありません。

外科系集中治療室

Surgical Intensive Care Unit:SICU

SICUは2013年に既存のICUとは別に6床の手術後重症症例管理病棟として開設されました。入室する症例はすべて術後症例であり、術後重症管理に特化した病棟です。SICUは麻酔科が主体となって運営を行っています。SICUに入室する症例数は年間700名前後であり、平均在室日数は約3日です。毎日ほぼ満床の状態で管理しています。

SICUに入室する診療科は、心臓血管外科・消化器外科・脳神経外科・整形外科をはじめとする外科系診療科で多くを占めます。その他にも歯科症例や、最近では循環器内科を主科とするカテーテル手術後の入室も増加しています。

SICUでは医師・看護師のみならず、臨床工学技士、薬剤師、理学療法士等のコメディカルスタッフと密に連携をとりながら、早期抜管や早期リハビリテーションを実施できるように活動しています。毎朝、病室前での個別カンファレンスを麻酔科、診療科、看護師、薬剤師、理学療法士と合同で行い、治療方針やリハビリテーションの内容、鎮静の調節等の確認や検討を行っています。

人工呼吸器や大動脈バルーンパンピング、経皮的心肺補助、持続的血液ろ過透析等を使用した重症管理症例から、通常に食事を行い会話も可能であるが重症予備軍の症例まで、幅広い症例を対象とする部分もSICUの特徴の1つです。

診療科案内ペインクリニック・術前診察外来を行っています。詳細はこちらをご覧ください。

ペインクリニック

長期間続く痛みは、生活の質の低下を引き起こします。ペインクリニック外来では、さまざまな原因による難治性の痛みの治療を行っています。まずは来院されるまでの痛みの経過や受けてこられた治療の効果などを問診させていただき、症状に応じて薬物療法、光線療法、神経ブロック療法などを組み合わせて、少しでも痛みが楽になるように治療していきます。他の診療科やコメディカルとも連携して、痛みを和らげるだけでなく、痛みを抱えながらも日常生活の活動度が向上していくことを目標にしています。

薬物療法では、痛みの性状に応じて非ステロイド性抗炎症薬やアセトアミノフェンの他に鎮痛補助薬や漢方薬、オピオイド鎮痛剤などを使用します。光線療法はお身体に負担の少ない治療で、半導体レーザー治療器やスーパーライザーを患部や交感神経節に照射して血流の改善や鎮痛効果を促します。神経ブロック療法は、痛みの原因となる神経に局所麻酔薬を注射して痛みを和らげる治療です。症状や適応に応じて、長期的な効果が得られる高周波熱凝固法を用いることもあります。最近では安全に行うために超音波診断装置を併用して行うことが増えています。

主な対象疾患は、帯状疱疹後神経痛、三叉神経痛、複合性局所疼痛症候群、筋骨格系の痛み(頚部痛、腰下肢痛、肩関節痛など)、遷延性術後痛、がん性痛などです。また、血流障害や手掌多汗症など痛み以外の疾患にも対応しています。