Author: huanesth0226

広島大学麻酔科では森脇克行および大下恭子が翻訳を担当し、国際疼痛学会(International Association for the Study of Pain: IASP)のウェブサイトに掲載されている「IASPの慢性疼痛症候群の分類/定義」を和訳いたしました。

またWHOのICD-11 ウェブサイトの該当部分を追加して翻訳いたしました。

さらにIASPが再定義した「痛みの定義」(Pain 161: 1976-1982, 2020. doi: 10.1097/j.pain.0000000000001939)を日本疼痛学会理事会の翻訳を一部引用して追加翻訳しています。

この新しい分類と用語の定義を学ぶことは、臨床医だけでなく、さまざまな職種のヘルスケアプロバイダー、医療行政に携わる人々、そして将来を担う学生にとって重要であるとともに、この翻訳が我が国におけるIASP慢性疼痛分類の理解と普及,ひいては慢性疼痛のより良い治療とケアに資することができることを願っています。

 

佐伯昇先生の発案にて県内企業と共同開発し、新型コロナウイルス患者による飛沫感染から医療従事者を守るための
使い捨てエプロン「飛沫プロテクタ」を商品化しました。

飛沫プロテクタは袋状の透明シートをエプロンのように医療従事者の首に掛け、寝かせた患者の頭にかぶせることで、飛沫感染から医療従事者を保護する仕様です。両側の筒状の部分に腕を差し入れて作業することができ、麻酔導入・覚醒時など飛沫やエアロゾルが発生する場面で特に有用と思われます。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/63545(広島大学HP) 
https://hre.bz/movie/index.html(株式会社エイチアールイーHP)

https://www.youtube.com/watch?v=9V0SLnxG32Q(動画)

2021年2月20日にDAMセミナーが開催されました。
コロナ禍で、インストラクター・参加者共に感染対策を行ったうえでの開催となりました。

 

2021年2月27日に周術期管理セミナーをWebにてライブ配信いたします。対象は主にNs、CE、その他すべての医療従事者です。申込期間は2月21日までとなっています。

監修:堤保夫(広島大学)、田中克哉(徳島大学)

主催:コヴィディエンジャパン株式会社

 周術期管理の基礎知識セミナー

2021年の中国・四国支部学術集会は広島大学・堤保夫が学会会長を務めます。当初は9月4日に広島コンベンションホールで開催予定でしたが、COVID-19の感染拡大に伴い完全WEB開催となりました。会期は2021年9月4日から10月4日までとなっております。
https://anesth-branch2021.org/

会長挨拶を更新しています。
https://anesth-branch2021.org/users/greeting/chugoku_shikoku

今回が5回目、2021年2月6日に予定されていました末梢神経ブロックセミナーですが、緊急事態宣言も発令される状況を鑑み、中止とさせていただきます。

著書・論文など

〈総説・原著・症例報告〉

Watanabe T, Miyoshi H, Noda Y, Narasaki S, Morio A, Toyota Y, Kimura H, Mukaida K, Yasuda T, Tsutsumi YM. Effects of remimazolam and propofol on Ca2+ regulation by ryanodine receptor 1 with malignant hyperthermia mutation. Biomed Res Int 8845129, 2021.

 

Tsuji T, Arikuni F, Sasaoka T, Suyama S, Akiyoshi T, Soh Z, Hirano H, Nakamura R, Saeki N, Kawamoto M, Yoshizumi M. Yoshino A, and Yamawaki S. Peripheral arterial stiffness during electrocutaneous stimulation is positively correlated with pain-related brain activity and subjective pain intensity: an fMRI study. Sci Rep 11: 4425, 2021.

 

Taguchi S, Saeki N, Morio A, Nakamura R, Kamiya S, Ikeda T, Oshita K, Hamada H, Miyata Y, Okada M, and Tsutsumi YM. Novel technique for identification of the pulmonary intersegmental plane using manual jet ventilation during pulmonary segmentectomy. Videosurgery Miniinv 16:169-174, 2021.

 

Inoue S, Miyoshi H, Hieda K, Hayashi T, Tsutsumi YM, Teishima J. Postoperative around-the-clock administration of intravenous acetaminophen for pain control following robot-assisted radical prostatectomy. Sci Rep 11: 5174, 2021.

 

梶川洋子、田口志麻、加藤貴大、大下恭子、濱田宏、堤保夫「胆道閉鎖症手術後に超音波ガイド下傍脊椎ブロックを施行し術後早期の鎮痛を試みた新生児の1例」『日本臨床麻酔学会誌』41: 47-53, 2021

研究費・助成金・賞など

2021年1月23日に開催を予定しておりました「第66回広島麻酔医学会」は、中止とさせていただきます。
今年度は、日本麻酔科学会第67回学術集会をはじめ、多くの学会が中止・延期・Web開催となっております。このような状況をふまえ、今年度の広島麻酔医学会の中止を決定いたしました。

来年度の日本麻酔科学会第68回学術集会はハイブリット開催、広島が会長の支部学術集会はWeb開催が決定しております。コロナ禍での学会様式にも段々と順応してきつつあります。どのような開催様式になるか分かりませんが、来年度の広島麻酔医学会は必ず開催したいと思います。

皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 

第66回広島麻酔医学会会長 堤保夫